血管年齢検査

 年をとるとともに血管の老化が進みます。血管の老化は動脈硬化という形で現れますが、高血圧を始め心筋梗塞や狭心症、脳梗塞や脳血管性認知症(痴呆)、腎臓病などあらゆる病気を引き起こしてきます。これらの病気を合わせてみると動脈硬化は断トツ1位の死亡原因であるといえます。特に実際の年齢に比べて動脈硬化の進み方が早い人は危険がより高いといえます。
 当院では、血圧脈波測定装置という器械を用いて血管の弾性を計測し実年齢の基準値と比較することで血管年齢を測定しています。

脳年齢検査

 脳細胞の老化度を測定することはかなり困難です。その中でも注目されているのは脳波の一種で事象関連電位のP300という検査です。これは音を識別して脳が判定をする際に出てくる微弱な電流の発生時間を解析装置を用いて判定するものです。認知症や高度な脳動脈硬化ではこの発生時間(潜時)が遅れることは知られていましたが、年を取るとともに遅くなっていくことを利用して脳年齢の判定にも用いられます。また、動脈硬化予防の治療で改善するという報告もあります。
 当院院長は大学院生時代の研究テーマのひとつがこのP300であったためたくさんの患者様の検査を経験しており、数少ないエキスパートのひとりと言えます。

酸化ストレス度検査

 様々な細胞の活動や環境の影響により、体の中では活性酸素・フリーラジカルという有害な元素が生まれ、これが動脈硬化を進めたり、遺伝子をキズつけてガンの原因となったり、あるいは肥満を加速させる要因となります。また、皮膚をはじめ臓器の老化を進めることにもなります。一方、これら活性酸素・フリーラジカルの作用に対抗する還元作用も体内には備わっています。しかし、活性酸素・フリーラジカルの作用(酸化ストレス度)が強すぎたり、あるいは還元作用(抗酸化力)が弱まっていると有害な影響が残ってきます。このバランスを測定する検査を当院にて実施しています。

肥満ホルモン検査

 最近の研究結果により、脂肪細胞にはホルモンを分泌する機能があることがわかりました。そのホルモン代表がアディポネクチンとレプチンです。アディポネクチンはインスリン感受性を高めたり、脂肪を燃焼させたり、血栓予防や動脈硬化予防の作用があるといわれています。一方、レプチンは脳の満腹中枢を刺激し、摂食中枢は抑制、さらに交感神経系にも働きかけて脂肪の蓄積を抑制し、エネルギー消費を亢進します。アディポネクチンは脂肪細胞がある程度の大きさになるまでは分泌を増加させますが、大きくなりすぎると急に減少します。これが過度の肥満(特に内臓脂肪の多いメタボリックシンドローム)へと進行する要因のひとつであるといわれています。また、レプチンは肥満の進行とともに増加しているのに反応が低下している、いわば空回りの状態になっていくといわれ、やはり肥満進行の要因です。
 今までこれらのホルモン検査は技術的に困難で保険診療の項目にも収録されていませんが、当院は検査機関の協力のもとに検査を実施いたしております。

料金表

アンチエイジング検査